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「何度読んでも泣いてしまう」「心が洗われる」「明日も頑張って生きようと思える」 ――Twitterに投稿した四コマ漫画が多くの読者の胸を打ち、熱狂的な支持を集める漫画家・世紀末の処女作にして代表作「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊)が、間宮祥太朗・桜井日奈子のW主演で実写映画化、全国公開となる。27日、特報が解禁された。
特報映像では、四コマ漫画への読者からの絶賛コメントが並び、生徒たちの喧騒から離れて、教室で殺されたハチを埋葬している鹿野なな(桜井日奈子)が映し出される。
「死にたい」が口癖でリストカット常習者の鹿野は、ネガティブな言動で変わり者として周囲から孤立していたが、虫の命を大切に扱う心優しい少女。一方、何にも興味を持てず退屈な日々を送っているクラスメイトの小坂れい(間宮祥太朗)は、そんな鹿野の姿に思わず興味を抱く。そして<ハチの埋葬>をきっかけに、いつの間にか一緒に過ごすようになる二人だが、今回の映像では学校の屋上から飛び降りようとする鹿野をあわてて小坂が止めるドラマティックなシーン、歯に衣を着せぬ不器用で不愛想な会話が交わされる日常の様子、鹿野が叫んで走り出したり、小坂の背後に激突するコミカルな一幕、眠る鹿野に小坂がそっと顔を近付けるドキッとするカットなど、さまざまな場面を通じて二人のキャラクターと、友人とも恋人ともつかない絶妙な距離感が描かれる。
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